【新聞配達体験】文・大沢理沙

こんにちは。大沢理沙です。

現在、「がんばれ木祖村プロジェクト」の1つに、薮原宿の街道のウィンドウペインティングを行なっております。6月13日の「藤屋旅館」のオープンアトリエに向け、各商店の歴史に沿った絵を窓ガラスに描く計画です。まだ、まだ、油断できない世の中ですが、この先鳥居峠を登る旅人や、日常の散歩の中で人々を楽しい気分にできたらいいなと思い、窓に向き合っております。また、初めて薮原に訪れた人にとって、各商店の歴史が絵と言葉で楽しく伝えることが出来、理解を深めながら鳥居峠に行けるように私も各商店の取材をしております。街道を絵本をめくるような感覚で、めくりながら、拾いながら、読みながら、歩けるような楽しい街道にしたいと考えております。


今日は牛丸新聞店のリサーチも兼ね、深夜の新聞配達に同行させて頂きました。奥さんのマミさんが、深夜から朝方にかけての木祖村の好きな風景を教えてくれました。日頃、熟睡しているこの時間。静かな夜の裏側で木祖村中を走っているお二人の時間を密着しました。夫婦漫才のような牛丸ご夫妻。お二人の息の合ったコンビネーションの配達があり、木祖村の朝が始まる光景を見ました。大きな山に隔たれた谷に生きる私たちにとって「新聞」という存在は欠かせない情報のルーツであることをまた実感しました。牛丸新聞店の窓には、かつてお六櫛職人だった父・三郎さんの時代。親戚筋である「牛屋」から受け継いだ新聞店などの歴史を絵に出来たらと計画中です。世の中のタイムリーな情報もキャッチする牛丸さん。薮原宿のツバメが何日で巣を作るか、どこの田んぼから泥を運んでいるのかさえ把握している牛丸さん。焦りすぎて巣がボトンと落ち、再建築しているツバメを見守る牛丸さん。地域の些細な情報まで隅々とアンテナを張り巡らせている「牛丸新聞店」は薮原宿の中央にあります。ぜひ、薮原宿に訪れた際は、新聞片手に鳥居峠を登ってはいかがでしょうか。今夜は、地域の生活を支え、情報を届ける牛丸新聞店の深夜の配達を取材しました。地域の取材を深めながら、ウィンドウペインティングを進めて参ります。



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