【額作り体験】文・大沢理沙

最終更新: 5月18日

5月16日(土) マルオカ工業、鈴木太郎さんに額縁づくりを教えて頂きました。鈴木さんは、約20年に至る額職人でありイタリアにて 額修行を積んだ経歴があります。 この日は、額本体と中の入子の色つけ、箔貼り、錆止め、古美入れ 、みがきを教わりました。 顔の中にも額縁と呼ばれる眉毛がありますが、絵画を納める額縁は何に例えることができどんな役割を果たしているの でしょう。額縁は絵よりも目立つ存在にならず、絵を引き立てる存在であることをポリシーにつくる鈴木太郎さんの額縁 は時間が含んだように優しい色あいをしています。新しさのある輝きではなく、時間を重ねた輝きを含む色あいを作る には一つ一つの工程に計算と想像力が必要でした。色を重ね、磨き上げる工程を重ねることで時間を重ねた風合いなる テクニックが勉強になり、手早く張らなければいけない箔貼りに苦戦しました。その他に、木彫り職人が作った花柄模 様の額縁の型・イタリアで仕入れたウサギ・魚・鹿の膠、箔を張り付けた後に磨くためのメノウ棒など、独学とともに 集めてきたあらゆる仕事道具も見せて頂きました。額縁づくりへの探究心は尽きることなく燃え上がるように熱い職人 でした。展覧会を見るときも額縁しか見ない鈴木太郎さん。研究に研究を突き進めた先に辿り着く鈴木太郎さんの額縁 をいつの日か拝見したいです。今日は額縁づくりを丁寧に教えて頂きありがとうございました。








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【旧藤屋旅館オープンスタジオ】文・大沢理沙

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